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カメムシに使う殺虫剤の選び方|野菜を守る確認ポイント
野菜のカメムシ対策では、虫そのものと吸汁痕を確認し、少数のうちに捕殺することが第一です。殺虫剤を使う場合は「カメムシに効く製品」ではなく、育てている作物と対象となるカメムシ類の両方に登録があるかを確認します。
- 果実、つぼみ、新芽、葉裏を朝に確認する
- 少数なら容器へ落として捕殺する
- 周囲の雑草と収穫残さを整理する
- 薬剤は最新ラベルと登録情報を照合する
カメムシ被害を見分ける

カメムシ類は口針を刺して汁を吸います。果実に小さなくぼみや変色が出たり、吸汁部の周囲が硬くなったり、新芽が変形したりします。ただし、こすれ傷、日焼け、乾燥でも似た変化が出るため、虫体や卵、被害が出た位置を合わせて見ます。
朝の見回りで葉裏まで見る
気温が低い朝は動きが鈍く、捕まえやすいことがあります。葉を強く振らず、下に容器を当ててそっと落とします。刺激するとにおいを出すため、室内へ持ち込まず屋外で処理します。
薬剤を使う前にできる対策

- 成虫や幼虫を見つけ次第、手袋と容器で取り除く
- 卵塊が付いた葉は必要な範囲だけ除去する
- 苗が小さい時期は防虫ネットで侵入を減らす
- 畑の周囲に種を付けた雑草を放置しない
- 傷んだ果実と収穫残さをそのままにしない
ネットは裾のすき間と作物への接触を確認します。葉がネットへ触れていると、外側から吸汁されたり、ネット上の虫を見落としたりすることがあります。
殺虫剤の選び方

| 項目 | 確認理由 |
|---|---|
| 作物名 | 野菜類という表記か、個別作物かで使える範囲が異なる |
| 害虫名 | カメムシ類、特定のカメムシなど登録対象を確認する |
| 収穫前日数 | 収穫予定から逆算して使用できるか判断する |
| 総使用回数 | 同じ有効成分を含む別製品も合算する場合がある |
| 使用方法 | 散布、株元処理などラベル指定どおりに使う |
商品棚の説明だけで決めず、農薬登録番号と最新の適用表を確認します。登録が見つからない製品や、作物名が一致しない製品は使用しません。
関連する確認:クロルピリホスなど農薬成分を確認する方法では、この判断をさらに具体的な手順で解説しています。
散布時の注意

花が咲いている時期は訪花昆虫への影響を考え、ラベルの注意事項を必ず確認します。風が強い日、日中の高温時、周辺に人や洗濯物がある状況では散布を避けます。必要な量だけを調製し、余った液を水路や側溝へ捨てません。
散布後は古い吸汁痕ではなく、新しい実や新芽に被害が増えていないかを確認します。効果が不十分でも、濃度や回数を自己判断で増やしません。
再発を防ぐ管理

カメムシ類は周辺の植物から移動するため、畑だけを一度処理しても戻ることがあります。収穫時に果実、新芽、葉裏を同じ順番で確認し、発見日と場所を記録します。発生が多い年は地域の病害虫発生予察情報を確認してください。