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アブラムシ駆除の基本|家庭菜園で安全に減らす方法
家庭菜園のアブラムシは、数が少ない段階なら葉裏の確認、手での除去、水で洗い落とす方法を組み合わせて減らせます。いきなり農薬を使うのではなく、株ごとの発生量と新芽の変形、べたつきの広がりを確認してください。
- 新芽と葉裏を観察する
- 少数なら指や粘着テープで取り除く
- 株を支えながら水で洗い落とす
- 2〜3日後に同じ場所を再確認する
アブラムシの発生サイン

アブラムシは新芽、つぼみ、若い葉の裏へ集まりやすく、汁を吸われると葉が縮れたり、生育点がゆがんだりします。排せつ物で葉がべたつき、すす状の汚れが出ることもあります。アリが茎を上り下りしている場合は、その先に群れがいないかを見ます。
似た症状と切り分ける
葉の巻きや黄化は水不足、根傷み、肥料過多でも起こります。虫体や白い抜け殻、べたつきが見えるかを確認し、見つからない時はルーペやスマートフォンの拡大撮影を使います。
農薬を使わずに数を減らす

- 小さな群れは手袋をしてつぶすか、粘着テープで取る
- 鉢を倒さないよう支え、葉裏へ弱めの水流を当てる
- 被害が強い葉だけを切り、袋へ入れて処分する
- 株元と周囲の雑草を整理する
- 窒素肥料を追加する前に葉色と施肥履歴を確認する
一度洗い落としても卵や残った個体から増えることがあります。同じ株を数日おきに見て、新芽へ戻っていないかを確認します。黄色粘着板は飛来の把握には役立ちますが、群れをすべて除く道具ではありません。
防虫ネットと見回りを組み合わせる

苗が小さい時期は防虫ネットで有翅虫の飛来を減らせます。設置前に葉裏へアブラムシがいないか確認し、裾のすき間を閉じます。ネット内で発生すると気づきにくいため、覆った後も定期的に開けて観察します。
風通しを良くする目的で葉を整理する場合も、一度に多く切って株を弱らせないようにします。混み合う葉、地面へ触れる葉、被害が集中した葉から少しずつ整えます。
農薬を検討する判断

新芽全体へ広がり、洗い落としても短期間で戻る場合は、作物に登録のある農薬を検討します。農薬名から選ぶのではなく、農林水産省の登録情報で作物名、アブラムシ類、使用時期、使用回数、使用方法を照合します。
具体的な選び方は家庭菜園でのアブラムシ農薬の選び方、登録一覧の読み方はアブラムシ農薬一覧の確認方法をご覧ください。
再発を抑える日常管理

| 見回り場所 | 確認すること |
|---|---|
| 新芽 | 縮れ、群れ、白い抜け殻 |
| 葉裏 | 小さな個体、べたつき |
| 株元 | 雑草、アリの通り道 |
| 隣の株 | 同じ症状が広がっていないか |
作業日と発生株を記録すると、対策後に増えたのか減ったのかを判断しやすくなります。葉が回復しない場合も古い傷だけで決めず、新しく展開する葉の状態を見ます。