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なすの葉に黄色い斑点が出る原因|古い葉と病気を見分けるポイント
なすの葉の黄色い斑点は、古い葉の自然な黄化だけでなく、ハダニなどの吸汁害、病気、水分や根の不調でも現れます。色だけで原因を決めず、「どの葉から」「葉の表と裏のどちらに」「どの速さで広がるか」を確認します。
ポイント:症状のある葉を表裏から撮影し、株全体も1枚残します。翌日の比較が、病気と一時的な不調を分ける手がかりになります。

黄色い斑点の見分け方
| 見え方 | 候補 | 追加で見る場所 |
|---|---|---|
| 古い下葉から均一に黄化 | 老化・肥料切れなど | 新葉の色、開花位置、収穫量 |
| 細かな黄色〜白色の点が多数 | ハダニなどの吸汁害 | 葉裏の小さな虫、脱皮殻、糸 |
| 縁のある褐色斑点が拡大 | 病気の可能性 | 雨後の広がり、隣の葉や株 |
| 株全体が淡く生育も弱い | 根・水分・肥料の不調 | 株元、排水、土のにおい |
原因を絞る観察順
- 最初に症状が出た葉の位置を確認する
- 葉裏をルーペで見て虫や卵がないか探す
- 斑点の輪郭と広がる速さを比べる
- 直前の大雨・乾燥・追肥を振り返る
- 同じ畝や近くの鉢にも同じ症状があるか確認する
病気が疑われる葉を触ったハサミで健全な株を続けて切らないようにします。落ち葉を株元へ放置せず、葉が混み合う場合は風通しを確保します。ただし、診断前に大量の葉を取ると株が弱るため、症状の強い葉から必要な範囲で行います。

肥料を足す前に確認すること
黄色くなったからといって、すぐ肥料切れとは限りません。過湿で根が弱っている時は肥料を吸えず、追肥が負担になることがあります。土の湿り、排水、根元の変色を確認し、新葉まで色が薄いか、花や実の付き方が落ちているかを見て判断します。
薬剤を選ぶ時の注意
害虫や病気が特定できた場合に限り、なすへ適用があり、対象病害虫が一致する登録農薬を選びます。ラベルの使用時期、回数、希釈倍数を守り、原因が不明なまま複数の薬剤を重ねないでください。
よくある質問
黄色い葉はすぐ切った方がよいですか?
古い下葉1〜2枚だけなら経過を見られる場合があります。症状が広がる、虫が付く、病斑が増える葉は必要な範囲で除き、処分します。
葉が黄色い時は液肥が効きますか?
根が健全で本当に肥料切れなら候補になりますが、過湿や病気では改善しません。先に根元と水分を確認します。
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症状マップを作って広がり方を見る
株を上・中・下の3段に分け、どの位置の葉に斑点があるか記録します。古い下葉だけなら自然な老化や栄養状態を、上位の若い葉まで急に広がるなら害虫や病気をより慎重に疑います。畝全体で同じ列に出る場合は、水やりや排水、肥料の偏りも確認します。
切り取った葉の扱い
診断のために葉を取る場合は、症状の境目が分かる葉を1枚選び、表裏を撮影してから袋へ入れます。病気や害虫が疑われる葉を畑へ放置したり、堆肥へすぐ混ぜたりしないようにします。作業後はハサミと手を清潔にし、健全株へ触れる順番にも注意します。
- 上・中・下の発生位置を記録
- 葉表と葉裏を撮影
- 隣株と畝全体を確認
- 作業道具を清潔にする
参考にした公的情報
栽培条件や使用できる資材は、地域・品種・作型によって異なります。農薬を使用する場合は、購入時点のラベルと登録内容を必ず確認してください。